![]() 二酸化塩素製造装置
专利摘要:
本発明は、二酸化塩素の製造装置を提供する。本発明は、二酸化塩素製造に必要な原料薬品をソレノイドバルブを利用して定量的に投入することにおいて、流量計や定量ポンプを使わずに反応槽の内部を減圧状態とし、必要な薬品が外部貯蔵容器から反応槽の内部に管を通じて必要な量だけ投入されるようにする二酸化塩素の製造装置を提供する。 公开号:JP2011508718A 申请号:JP2010540576 申请日:2008-12-24 公开日:2011-03-17 发明作者:スンチェ リ 申请人:スンチェ リ; IPC主号:C01B11-02
专利说明:
[0001] 本発明は二酸化塩素を製造する装置に関する。] 背景技術 [0002] 二酸化塩素は、1811年Humphrey Daryによって発見された。二酸化塩素は、氷点が−59℃、沸点が11℃であり、常温で緑黄色を帯びる気体である。ちょっと塩素のにおいがし、水とエーテルなどに容易に解ける。] [0003] 二酸化塩素は、貯蔵時に徐々に分解されて亜塩素酸、塩素酸、塩素イオンなどに変換され、強力な酸化力(酸化状態:+4)によって殺菌効果を有する。] [0004] このような二酸化塩素の長所では、有機物を酸化させず、特に発癌物質であるトリハロメタン(trihalomethane、THM)、HAAs(haloaceticacids)、HAN(Haloacetonitrile)及びその他塩素化有機化合物を生成しないことにある。また、広いpH範囲で殺菌効能を維持する。その他にも副産物による発癌物質などの生成がなく、且つ光によって容易に分解される環境親和的特性により塩素系消毒剤の代替薬品として活用度が急速に拡がっている物質である。] [0005] このような特性を利用して1944年ナイアガラの瀧(米国、ニューヨーク州)の水処里施設に最初適用され、現在米国900余所を含めてヨーロッパなどの数千所に殺菌消毒剤として使用されている。] [0006] 我が国では、殺菌消毒剤として使用(1ppm以下)されており、また野菜、果物などの食品の殺菌用途として使用可能である。] [0007] しかし、二酸化塩素は、経時変化が大きく、且つ製法が複雑であり、保管及び分析が容易ではない。また、一日数百トンずつ大量製造するためには、酸性の液体状で出発物質である塩素酸塩を下記の化学式1乃至化学式3のような方法により亜硫酸、塩酸、または過酸化水素に還元して発生させなければならないが、このような大規模製造方法は、巨大な設備が要求されるので、漂白工程以外の普通の場合は、応用し難い。] [0008] (式1) 2NaClO3+H2SO3→2ClO2+Na2SO4+H2O] [0009] (式2) 2NaClO3+4HCl→2ClO2+2NaCl+Cl2+2H2O] [0010] (式3) 2NaClO3+H2O2+2HCl→2ClO2+2NaCl+O2+2H2O] [0011] その他にも上述の二酸化塩素は常温で不安定であるので、現場で使用直前に製造しなければならず、且つ運送及び流通に多い制約がある。] [0012] したがって、二酸化塩素水を純粋に、亜塩素酸(ClO2−)、塩素酸(ClO3−)及びそれらの塩などが含有されない方法で簡単に製造することは、二酸化塩素水を食品などに使用することにおいて必須条件である。] 先行技術 [0013] 特開平7−300202号公報] 発明が解決しようとする課題 [0014] 上述の問題点を解決するために、本発明の目的は、亜塩素酸、塩素酸及びそれらの塩などが含有されない純粋な二酸化塩素気体を定量的に発生させることができる装置を提供することにある。] [0015] また、本発明の他の目的は、短時間に高濃度の二酸化塩素気体を発生させることができ、前記高濃度の二酸化塩素が発生しても、爆発の危険なしに安全な二酸化塩素気体発生装置を提供することにある。] 課題を解決するための手段 [0016] 上述の課題を解決するために、本発明に係る二酸化塩素気体発生装置は、二酸化塩素発生反応が発生する反応槽と、前記反応槽を第1領域と第2領域に分ける多孔性硝子フィルタ層とを含む。] [0017] 前記反応槽の第1領域には、前記反応槽に塩素気体及び非活性気体を供給する少なくとも1つの気体供給部が連結される。] [0018] 前記反応槽の第2領域には、前記反応槽に次亜塩素酸塩、亜塩素酸塩、または酸を供給する少なくとも1つの原料供給部が連結される。] [0019] 前記反応槽の前記第1領域、または第2領域のうちの少なくともいずれか1つには、前記第1領域より前記第2領域の圧力を小さくする圧力調節部が連結される。] [0020] 前記反応槽の第2領域には、排出口が連結され、前記反応槽で生成された二酸化塩素気体は、前記反応槽に連結された前記排出口を通じて排出される。前記多孔性硝子フィルタ層の空隙の大きさは、10ミクロン乃至100ミクロンであり得る。] [0021] 前記圧力調節部は、前記第1領域に連結され、前記第1領域を加圧する圧力ポンプであるか、または前記第2領域に連結され、前記第2領域を減圧させる減圧器、または真空ポンプであり得る。] [0022] 前記圧力調節部が減圧器の場合、前記減圧器は、減圧水、または減圧気体を利用するアスピレータであり、前記二酸化塩素が前記アスピレータを通過する前記減圧水に吸収されるか、または減圧気体に混合する。] [0023] 前記非活性気体は窒素気体、炭酸気体、及び空気のうちの少なくともいずれか1つであり得る。] [0024] 本発明に係る二酸化塩素製造装置において、前記原料供給部は、ソレノイドバルブを通じて連結されることができる。前記ソレノイドバルブは、制御部により制御される。前記制御部は、前記ソレノイドバルブを制御し、前記次亜塩素酸、亜塩素酸、または酸の供給量を調節することができる。] [0025] 本発明に係る二酸化塩素製造装置には、前記反応槽内部の圧力を感知する圧力感知部が具備されることができる。前記圧力感知部の信号は、前記制御部に伝達される。] [0026] 前記排出口には、吸着塔が連結されることができる。前記吸着塔は、前記非活性気体と生成された二酸化塩素とを溶解する有機溶媒及び吸着物質を含む。前記有機溶媒ではn−ヘクサン、メチレンクロライド、エチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、石油エーテルのうちのいずれか1つが使われることができる。また、前記吸着物質ではゼオライトやシリカゲルが使われることができる。] [0027] 前記吸着塔には、前記吸着塔で吸着されて残った二酸化塩素気体を除去するための二酸化塩素気体除去塔が連結されることができる。前記気体除去塔は、前記二酸化塩素気体を除去するための過酸化水素、またはチオ硫酸ナトリウムを含むことができる。] 発明の効果 [0028] 本発明に係る二酸化塩素製造装置は、微細な多孔性硝子フィルタを通過しながら生成された気泡が反応物の撹拌を円滑に進行させるので、高収率の二酸化塩素を得ることができる。] [0029] 反応槽内部の減圧と下部から噴出される微細非活性気泡によって爆発を抑制することができ、容易に二酸化塩素を気体化することができる。この純粋な二酸化塩素気体は、減圧水に容易に吸収され、純粋な二酸化塩素水を得ることができる。] [0030] また、本発明では、ソレノイドバルブを利用して少量は、もちろん、大量の原料を定量的に適切な時間の間投入することができるので、反応物及び結果物の制御が容易であり、安価であるので、非常に経済的である。] 図面の簡単な説明 [0031] 本発明の第1実施形態に係る二酸化塩素発生装置を示す模式図である。 本発明の第2実施形態に係る二酸化塩素発生装置を示す模式図である。 本発明の第3実施形態に係る二酸化塩素発生装置を示す模式図である。] 実施例 [0032] 以下、実施形態を通じて本発明をより詳細に説明する。しかし、本発明は前記実施形態に限定されず、互いに異なる多様な形態に応用されることができ、説明した実施形態は、すべての面において例示的であり、限定的ではないと理解しなければならない。] [0033] 図1は、本発明の第1実施形態に係る二酸化塩素発生装置の第1実施形態を示す概略的な模式図である。] 図1 [0034] 図1を参照すると、本実施形態に係る二酸化塩素発生装置は、反応によって二酸化塩素が発生される反応槽100を含んで構成される。] 図1 [0035] 前記反応槽100の内部には、前記反応槽100を2つの領域に分ける多孔性硝子フィルタ層110が具備される。すなわち、前記多孔性硝子フィルタ層110は、反応槽100を第1領域R1と第2領域R2に分離する。] [0036] 前記多孔性硝子フィルタ層110は、前記反応槽100の内部を上部、または下部、左部、または右部などで多様に分けることができるが、第1領域R1は、下部であり、第2領域R2は、上部であることが一番好ましい。これは液体状で反応が起こって気体が生成される場合に、上部方向に移動するので、上部で発生した気体を排出口を通じて容易に排出することができる。 前記反応槽100の第1領域R1には、二酸化塩素の生成反応に使われることができる塩素気体と、塩素気体の濃度を調節する非活性気体を供給する少なくとも1つの気体供給部120が具備されている。前記気体供給部120は、前記反応槽100の第1領域R1と気体供給ライン122に連結されることができ、前記第1領域R1と連結された前記気体供給ライン122の一端には、気体注入口124が形成されている。] [0037] 前記非活性気体と塩素気体は、本実施形態のように同一の気体注入口124を利用して供給されることができるが、他の実施形態では、別途の気体供給部120に貯蔵されて別途の注入口に供給されるか、または同時に供給されることができる。例えば、上述の塩素気体を前記多孔性硝子フィルタ層110を通じて第1領域R1から第2領域R2に移動させると共に塩素気体の濃度を調節するように非活性気体を供給する気体注入口がさらに形成されることができる。図1では1つの気体注入口124を有する実施形態を示す。 この時に供給される非活性気体は、二酸化塩素の反応に参加しない気体を使い、ヘリウム、ネオン、アルゴンなどの非活性気体と、相対的に非常に安定した炭酸気体や空気(air)が使われることができる。] 図1 [0038] 前記反応槽100の第2領域R2には、二酸化塩素の生成反応に使われることができる亜塩素酸塩、次亜塩素酸塩、及び硫酸、塩酸、窒酸のような酸を供給する少なくとも一つ以上の原料供給部130、140、150が具備される。本実施形態では、説明の便宜上図1では第1原料供給部130、第2原料供給部140、及び第3原料供給部150として示す。] 図1 [0039] 前記第1乃至第3原料供給部130、140、150は、前記第2領域R2と各々第1乃至第3原料供給ライン132、142、152を通じて連結され、前記第1乃至第3原料供給ライン132、142、152と第2領域R2が連結される一端には、第1乃至第3原料注入口134、144、154が各々形成されている。] [0040] 前記第1乃至第3原料供給部130、140、150は、図示しないが、タンク形態の原料供給部を具備することができる。前記第1乃至第3原料供給部130、140、150は、各々第1乃至第3原料供給ライン132、142、152と第1乃至第3原料注入口134、144、154とを通じて前記第2領域R2に原料が供給される。] [0041] 図示したように、本実施形態では各々の物質を個別供給するように原料供給部が複数個形成されるが、ここに限定されない。また、本発明の他の実施形態では、1つの原料注入口に2つの以上の物質を供給するように形成されることができる。これによって、原料供給ライン及び原料注入口も必要によって多様な個数で形成されることができる。図1では、原料注入口が各々個別形成されているが、2種の原料を1つの注入口に供給して反応槽に連結するY字形態の原料供給ラインを有することもできる。] 図1 [0042] 前記反応槽100の前記第1領域R1、または第2領域R2のうちの少なくともいずれか1つには、前記第1領域R1と第2領域R2の圧力を制御する圧力調節部が具備される。前記圧力調節部は、前記第1領域R1と第2領域R2との圧力差を形成することによって、2つの領域R1、R2の間の多孔性硝子フィルタ層110を貫通して流体が流れるようにする。] [0043] 本実施形態によると、前記反応槽100の第2領域R2には、前記反応槽100内部の圧力を調節するための圧力調節部として減圧器160が連結される。前記減圧器160は、前記第2領域R2と排出管162とを通じて連結される。前記減圧器160では、アスピレータや真空ポンプが使われることができるが、本実施形態では、アスピレータを例としてあげて説明する。 この時、前記反応槽100と減圧器160との間には、遮断バルブ166が具備されることができる。前記減圧器160は、反応槽100内部の気体を吸入して反応槽100内部、特に第2領域R2の圧力を低める。ここで、前記減圧器160は、必要によって多様な形態の減圧器、例えば気体減圧器、空気ポンプなどを使うことができるが、好ましくは、減圧水、または減圧気体を利用したアスピレータを使う。] [0044] 前記減圧器160には、前記反応槽100に具備された排出口164に連結される。] [0045] 上述の構造を有する二酸化塩素の製造装置を利用して二酸化塩素を発生させるメカニズムは、次の通りである。] [0046] 先ず、二酸化塩素を製造する方法に対して説明すれば、必要な原料によって例えば三種類をあげることができる。第1は、亜塩素酸塩と酸(硫酸、または塩酸など)を使って製造する場合であり、第2は、亜塩素酸塩、次亜塩素酸塩、及び酸(硫酸、または塩酸など)を使って製造する場合であり、第3は、亜塩素酸塩と塩素とを使って製造する場合である。] [0047] 上述の三種類の方法を化学式として示すと、次の通りである。化学式4乃至5では亜塩素酸塩、塩酸、または硫酸を使った第1の場合であり、化学式6乃至7は亜塩素酸塩、無機酸(塩酸、または硫酸)、及び次亜塩素酸塩を使った第2の場合であり、化学式8は亜塩素酸塩と塩素とを使った第3の場合である。] [0048] (式4) 5NaClO2+4HCl→4ClO2+5NaCl+2H2O] [0049] (式5) 5NaClO2+2H2SO4→4ClO2+2Na2SO4+NaCl+2H2O] [0050] (式6) 2NaClO2+NaClO+2HCl→2ClO2+3NaCl+H2O] [0051] (式7) 2NaClO2+NaClO+H2SO4→2ClO2+Na2SO4+NaCl+H2O] [0052] (式8) 2NaClO2+Cl2→2ClO2+2NaCl] [0053] 上述の各々の原料は、前記第1領域R1と第2領域R2に具備された気体注入口124及び第1乃至第3原料注入口134、144、154を利用して供給される。] [0054] 例えば、第一方法では、第2領域R2に硫酸、または塩酸などの酸と亜塩素酸塩とを供給する。第2方法では第2領域R2に亜塩素酸塩、次亜塩素酸塩、及び酸(硫酸または塩酸)を供給する。第3の方法では前記第1領域R1に塩素気体を供給し、第2領域R2に亜塩素酸塩を供給する。] [0055] 上述の原料が投入される前後、または投入と共に前記減圧器160は反応槽100内の気体を吸入する方式で反応槽100内部の圧力を減少させる。減圧水(図示しない)が前記アスピレータ(減圧器160)を通じて供給されれば、第2領域R2の圧力が第1領域R1の圧力より低くなる。これによって、外部から非活性気体(窒素気体、炭酸気体、または空気)が気体注入口122通じて反応槽100内部に吸入される。] [0056] この時、前記圧力差によって非活性気体が反応槽100の下端に設置された微細な多孔性硝子フィルタ110を通過し、第2領域R2に微細な気泡が生成される。このような微細な気泡によって第2領域R2の原料注入口134、144、154を通じて投入された反応物と均一な撹拌が行われ、同時に高濃度、高収率の二酸化塩素が発生する。] [0057] 前記二酸化塩素は、反応槽100内部の減圧と微細な気泡によって容易に気体になる。] [0058] 前記二酸化塩素気体は、減圧器160の方に吸収され、減圧水に溶解される。この結果、純粋二酸化塩素の水溶液を得ることができる。] [0059] 上述のように、本発明では、通常の二酸化塩素の製造方法に使われる原料を使うが、通常の方法より原料の濃度を高めて使うことができ、反応速度も増加させることができる。さらに、同時間に高濃度の二酸化塩素気体を発生させる。] [0060] このような高濃度の二酸化塩素が発生しても、爆発なしに高収率、高濃度を維持することができる理由は、同一の反応槽の第2領域に設置された反応物の連続的であり、定量的な投入と同一の反応槽の下部に設置された微細気泡発生器が外部から流入される非活性気体を連続して微細な気泡を発生させることからである。このような条件を達成するために同一の反応槽の上部と減圧器とを連結して反応槽内に一定の減圧を維持する。] [0061] この時、このような微細な気泡による迅速で均一な反応物の撹拌が起こり、これによって生成された高濃度の二酸化塩素を反応物及び反応副産物の溶液から微細な非活性気泡が二酸化塩素を気体化して抽出することができる。] [0062] すなわち、この微細な非活性気泡は、反応物を理想的に撹拌し、同時に発生された高濃度の二酸化塩素を混合反応液及び副反応物の溶液から容易に二酸化塩素を気体状に抽出することができ、また二酸化塩素気体を希薄して爆発を抑制することができる。] [0063] この抽出された純粋な二酸化塩素気体は、減圧器から流出される減圧水に吸収されて純粋な二酸化塩素水溶液を得ることができる。] [0064] 純粋な二酸化塩素水溶液の製造において、一番大事なことは、反応槽内部の圧力、吸入される非活性気体、及び微細な多孔性硝子フィルタであり得る。前記多孔性硝子フィルタ層の空隙の大きさは、好ましくは10ミクロン乃至100ミクロン、より好ましくは、10乃至40ミクロンで形成される。空隙の大きさが10ミクロンより小さい場合には、第1領域と第2領域との間に物質が移動され難しく、100ミクロンより大きい場合には、多孔性硝子フィルタ層で発生される気泡の大きさが非常に大きくなって反応が十分に起こらない問題がある。] [0065] そして、減圧器を使って反応槽内部の圧力を調節する場合、常圧で200mmHgから400mmHgになるように減圧するが、好ましくは、210mmHg〜240mmHgが効果的である。200mmHgより小さい場合には、気泡の直径が大きくなって、微細気泡を形成することができず、400mmHgより大きい場合には、気体発生率が低下されて爆発の危険性が増加する。] [0066] 前記反応槽の各部分は別に説明しないが、多様な種類の管、パイプなどの連結装置により連結されることができ、必要によって連結装置なしに各部分が直接連結されることもできる。] [0067] (第1−1実施形態) 反応槽の上部から分当り6.5mLずつ25wt%亜塩素酸ソーダと分当り2mLずつ30wt%の硫酸とを定量ポンプを利用して注入する。] [0068] 3〜3.5気圧の加圧水に連結されたアスピレータを稼動し、反応槽に減圧が発生し、外部から空気を分当り400mLずつ反応槽の下部に設置された多孔性微細硝子フィルタを通じて吸入させ、微細気泡が生成されながら2つの化合物の迅速な混合と共に生成される二酸化塩素を反応混合物及び副反応物の溶液から容易に気化させる。前記気化された二酸化塩素は、アスピレータの噴出される減圧水に溶解され、前記二酸化塩素が溶解された減圧水から純粋な二酸化塩素水の溶液(5.8L/分)を得る。] [0069] 本実施形態で得た二酸化塩素の溶液の濃度は、172mg/Lであり、収率は85%である。] [0070] (第1−2実施形態) 反応槽上部から分当り4.8mLずつ25wt%亜塩素酸ソーダと分当り4mLずつ12wt%の次亜塩素酸ソーダ及び30wt%の硫酸2mL/分を定量ポンプを利用して注入する。] [0071] また3〜3.5気圧の加圧水に連結されたアスピレータを稼動すれば、反応槽内部に真空が発生し、外部から400mL/分ずつ窒素気体を反応槽の下端に設置された多孔性微細硝子フィルタを通じて吸入する。反応槽では、微細気泡が生成されながら3種類の反応化合物が迅速な混合と共に生成された二酸化塩素を副反応物と不純物溶液から容易に気化され、噴出される減圧水に吸収されて純粋な二酸化塩素水5.8L/分を得ることができる。] [0072] 本実施形態で得た二酸化塩素溶液の濃度は185mg/Lであり、収率は95%である。] [0073] (第1−3実施形態) 反応槽の上部から分当り4.9mLずつ25wt%亜塩素酸ソーダを定量ポンプに投入しながら3〜3.5気圧の加圧水に連結されたアスピレータを稼動する。この時、反応槽に減圧が形成され、外部から炭酸気体400mL/分と塩素気体170mL/分ずつ反応槽の下端部に設置した多孔性微細硝子フィルタを通じて吸入させ、微細な空気塩素混合気泡が生成されながら亜塩素酸ソーダ溶液と瞬間的に混合して二酸化塩素が生成される。前記純粋な二酸化塩素気体は、アスピレータ噴出水に吸収され、純粋な二酸化塩素水溶液5.8L/分を得る。] [0074] 本実施形態で得た二酸化塩素溶液の濃度は、180mg/Lであり、収率は98%である。] [0075] (第1−4実施形態) 第1−1実施形態乃至第1—3で使った反応槽と反応試薬は、同一であるが、液体減圧器の代わりに非活性加圧気体窒素、二酸化炭素、空気などを気体減圧器に連結して二酸化塩素非活性気体混合気体(16L/分)を得ることができる。] [0076] 本実施形態で得た二酸化塩素溶液の濃度は69mg/Lであり、収率は90%である。] [0077] 図2は、本発明の第2実施形態に係る二酸化塩素の製造装置を示す。以下、図面及び説明では、第1実施形態と異なる部分を中心として説明し、未説明部分は第1実施形態による。図面の類似の構成要素は類似の番号を使用する。 本実施形態では反応槽200と、前記反応槽200を第1領域R1と第2領域R2に分ける多孔性硝子フィルタ層210と、前記反応槽200の第1領域R1に連結され、前記反応槽200に塩素気体及び非活性気体を供給する少なくとも一つの気体供給部220と、前記反応槽200の第2領域R2に連結され、前記反応槽200に次亜塩素酸、亜塩素酸、または酸を供給する少なくとも一つの原料供給部230、240、250と、前記反応槽200の前記第1領域R1、または第2領域R2のうちの少なくともいずれか1つに連結され、前記第1領域R1より前記第2領域R2の圧力を小さくするための圧力調節部と、前記反応槽200に連結され、前記反応槽200の第2領域R2で生成された二酸化塩素気体が排出される排出口264とを含む。] 図2 [0078] この時、圧力調節部として加圧ポンプ260が具備され、発生された二酸化塩素気体溶液を得るための吸着塔270をさらに具備する。] [0079] 前記加圧ポンプ260は、前記反応槽200の第1領域R1と前記気体供給部220との間に具備される。前記加圧ポンプ260は、特に非活性気体を供給する供給ライン222上に具備されることができ、前記非活性気体を第1領域R1に高圧で供給する。] [0080] 前記反応槽200内の第1領域R1に塩素気体と共に加圧ポンプ260によって非活性気体が高圧で供給されれば、反応槽200内の第1領域R1の圧力が反応槽200内の第2領域R2の圧力より高くなり、このような圧力差は、第1領域R1の気体が第2領域R2に移動する原動力になる。これによって、第1領域R1の非活性気体及び塩素気体が多孔性硝子フィルタ層210を通じて第2領域R2に移動し、前記多孔性硝子フィルタ層210を通過すると共に微細な気泡が第2領域R2に生成される。このような微細な気泡によって第2領域R2の原料注入口234、244、254を通じて投入された反応物と均一な撹拌が行われ、同時に高濃度、高収率の二酸化塩素が発生される。前記発生された二酸化塩素気体は、排出口264を通じて排出される。] [0081] 前記排出口264には、吸着塔270が連結される。前記吸着塔270は、1つで具備されることができるが、複数個具備され、直列連結されることもできる。] [0082] 前記吸着塔270は、前記非活性気体と生成された二酸化塩素とを溶解する有機溶媒及び吸着物質を含んでいる。これによって、発生した二酸化塩素気体は吸着塔270に吸収され、純粋な二酸化塩素の有機溶媒溶液を得ることができる。] [0083] 前記有機溶媒は、水と混合することができる溶媒、すなわちメタノール、エチルアルコール、プロパノール、イソプロパノール、テトラヒドロフラン、アセトン、エチルアセテートなどであり、水と混合されずに分離して層を形成する有機溶媒ではn−ヘクサン、メチレンクロライド、エチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、石油エーテルなどである。] [0084] 上述の有機溶媒のうち、揮発性が強くて水と混合せずに層を形成する有機溶媒は、二酸化塩素水溶液から直接分液器により抽出して使うことができる。] [0085] また前記有機溶媒の吸着塔内にゼオライトやシリカゲルをさらに追加して気体状の二酸化塩素をゼオライトやシリカゲルに吸着させて回収することができる。ゼオライトやシリカゲルに吸着された二酸化塩素は、後に非活性気体を多量供給することによって脱着させることができる。] [0086] (第2−1実施形態) 直列連結された3つの有機溶媒の吸着塔にエチルアルコールを入れ、反応槽の第2領域の投入口に6.5mL/minで25wt%亜塩素酸塩ソーダと2mL/minで30wt%硫酸を入れ、反応槽の第1領域に非活性窒素気体を350mL/minずつ15分間投入する。] [0087] この時、最終的に得られた二酸化塩素エチルアルコール溶液の濃度は2,125mg/L(収率85%)である。] [0088] 同一の方法でメタノール、イソブチルアルコール及びアセトンも2,000mg/L〜2,200mg/Lを得ることができる。] [0089] (第2−2実施形態) 並列連結された3つの有機溶媒の吸着塔に6Lのn−ヘクサンを入れ、反応槽の第2領域の投入口に6.5mL/minで25wt%亜塩素酸塩及び2mL/minで30wt%硫酸溶液を入れ、反応槽の第1領域に300mL/minずつ非活性炭酸気体を15分間投入する。] [0090] この時に得られたn−ヘクサン二酸化塩素溶液の濃度は2,250mg/L(収率90%)である。] [0091] 同一の方法でエチルエーテル2370mg/L、 tert−ブチルメチルエーテル(2,320mg/L)の二酸化塩素の有機溶媒溶液を得る。] [0092] (第2−3実施形態) 並列連結された3つの吸着塔にシリカゲルやゼオライトを入れ、反応槽の第2領域の投入口に6.5mL/minで25%亜塩素酸塩を投入し、第1領域には空気360mL/min及び塩素気体946mL/minを同時に注入する。] [0093] この時生成された二酸化塩素気体は、シリカゲルやゼオライトに吸着され、最終的に収率95%の二酸化塩素を得ることができる。] [0094] 図3は、本発明の第3実施形態に係る二酸化塩素の製造装置を示す。以下、図面及び説明では第1実施形態と異なる部分を中心として説明し、未説明部分は第1実施形態による。図面の類似の構成要素は、類似の番号を使用する。] 図3 [0095] 二酸化塩素の発生反応時、亜塩素酸塩が酸によって不均等の分解反応が起こって次亜塩素酸、塩素酸及び塩素などの反応物が生成されるので、反応物の迅速な撹拌と混合、原料化合物の正確な量を注入しなければならない高収率、高純度の二酸化塩素を生成することができる。これによって、本発明は、上述の反応物を正確な量で適切な時間を置いて反応させることができるようにソレノイドバルブを具備する。] [0096] 図3を参照すると、本実施形態では反応槽300と、前記反応槽300を第1領域R1と第2領域R2に分ける多孔性硝子フィルタ層320と、前記反応槽300の第1領域R1に連結され、前記反応槽300に塩素気体及び非活性気体を供給する少なくとも1つの気体供給部320と、前記反応槽300の第2領域R2に連結され、前記反応槽300に次亜塩素酸、亜塩素酸、または酸を供給する少なくとも1つの原料供給部330、340、350と、前記反応槽300の前記第1領域R1、または第2領域R2のうちの少なくともいずれか1つに連結され、前記第1領域R1より前記第2領域R2の圧力を小さくするための圧力調節部と、前記反応槽300に連結され、前記反応槽300の第2領域R2で生成された二酸化塩素気体が排出される排出口364とを含む。] 図3 [0097] 前記第1領域R1及び第2領域R2に連結された第1乃至第3原料供給部330、340、350には、前記反応槽300に原料を注入する時の第1乃至第3原料注入口334、344、354を開閉するための第1乃至第3ソレノイドバルブS1、S2、S3が各々具備される。前記第1乃至第3ソレノイドバルブS1、S2、S3は、磁気コアがあるソレノイドと1つ、またはその以上のオリフィスを含んで構成されるバルブとして、流体の流れが前記ソレノイドに電流を通ずる時、または前記ソレノイドに電流が通じない時、コアの動きによって開閉されながら制御されるバルブである。] [0098] 前記第1乃至第3ソレノイドバルブS1、S2、S3は開かれている時間を0.5秒乃至10秒の間、閉まっている時間を1秒乃至60秒の間で調整することができる。これによって、投入原料薬品の量を調節することができ、また必要によって、反応槽300と減圧器360との連結部分にも具備することによって、反応槽300内部の圧力を調節して反応槽300に設置された多孔性硝子フィルタ310によって微細な気泡を形成することができるようにする。] [0099] 前記反応槽300には、前記第1領域R1及び前記第2領域R2の圧力を感知する圧力感知部312が具備され、好ましくは、前記第2領域R2に具備されて第2領域R2の圧力を感知し、後述の制御部370に前記感知した圧力信号を提供する。] [0100] 前記減圧器360は、前記反応槽300及び排出管362に連結されることができ、前記排出管362の反応槽300側の一端には、ソレノイドバルブS4が具備されることができる。この時、前記減圧器360には、電気的信号によって前記減圧器360を作動させるか、または止めるようにするスイッチ372が具備されており、制御部370にスイッチ372が電気的に連結される。前記減圧器360は、反応槽300内部の気体を吸入して反応槽300内部の圧力を低める役割を果たす。] [0101] 前記減圧器360には、前記反応槽300内部で形成された気体が排出される排出口364が形成されており、前記減圧器360がアスピレータの場合には、減圧水または減圧気体が排出される排出口と等しい排出口を使うことができる。また、純粋な二酸化塩素気体は減圧水に容易に吸収され、純粋な二酸化塩素水溶液を得ることができる。] [0102] 前記第1、第2及び第3原料供給部330、340、350及び減圧器360のソレノイドバルブS1、S2、S3、前記減圧器360のスイッチ372、及び圧力感知部312は前記ソレノイドバルブS1、S2、S3と、前記減圧器360、前記反応槽300を制御する制御部370に電気的に連結されて制御される。] [0103] 前記制御部370は、マイクロプロセッサが内蔵した電子式制御装置としてPCB(PrintedCircuit Board)上に実装されて具備されることができ、各条件によって前記構成要素の開閉や作動するか否かを制御する。] [0104] 本実施形態によって二酸化塩素を製造する順序は次の通りである。] [0105] 先ず、前記反応槽300内部の減圧は、外部の管に連結された真空ポンプ、アスピレータなどのような減圧器360を作動することによって行われる。本実施形態では以下減圧器360としてアスピレータを使う場合を一例として説明するが、これに限定されず、真空ポンプなども使うことができる。] [0106] 先ず、前記制御部370によって減圧器360のスイッチ372がオンされれば、減圧器360が作動し、前記減圧器360に連結されたソレノイドバルブS4が開かれて前記反応槽300の空気を排出させる。前記反応槽300内部の減圧が開示されれば、前記第2領域R2の圧力が前記第1領域R1の圧力より低くなるので、前記第1領域R1から第2領域R2の方向に気体が移動する。これによって、多孔性硝子フィルタ層310から微細な気泡が形成される。] [0107] 前記反応槽300内部に十分で安定した減圧状態が前記圧力感知器312によって感知されれば、前記制御部370に信号を与え、決められた時間によって前記第1原料供給部300乃至第3原料供給部500に連結されたソレノイドバルブS1、S2、S3を開閉する。これによって、必要な原料が定量的に反応槽300内部に投入される。] [0108] このように投入された原料は、多孔性硝子フィルタ310から形成された気泡によって混合と共に上述の化学式4乃至8の反応によって二酸化塩素を発生させる。] [0109] すなわち、第1領域R1の非活性気体及び塩素気体が多孔性硝子フィルタ層310を通じて第2領域R2に移動し、前記多孔性硝子フィルタ層310を通過すると共に微細な気泡が第2領域R2に生成される。このような微細な気泡によって第2領域R2の流入口を通じて投入された反応物と均一な撹拌が行われ、同時に高濃度、高収率の二酸化塩素が発生される。] [0110] この反応混合物及び副反応物の溶液に含まれた二酸化塩素は、反応槽300内部の減圧と微細な気泡によって容易に気体状の純粋な二酸化塩素気体に抽出される。] [0111] この二酸化塩素気体は、減圧器360の方に吸収され、流出される減圧水に吸収される。この結果、純粋二酸化塩素水溶液を得ることができる。] [0112] 上述のように、本発明では、電子制御装置を使ってソレノイドバルブの開閉を調整することによって、投入程度を微量まで制御することができるので、反応量を調節すると共に余分の原料物質による副反応を抑制する効果もある。] [0113] 従来には、原料を定量ポンプ、または流量計を利用して投入した。これは原料薬品が液体、または塩素のような気体であって可能であったが、その投入量が細密ではなくて正確に原料の量を計量し難く、これによって、反応物の量や反応程度も制御し難い。しかし、本発明は、このような問題点を全部解決した。また、上述のように、本発明では通常の二酸化塩素の製造方法に使われる原料を使うが、通常の方法より原料の濃度を高めて使うことができ、反応速度も増加させることができる。そのだけではなく、同一時間に高濃度の二酸化塩素気体を発生せることができる。] [0114] (第3−1実施形態) 第1原料貯蔵容器に12.5wt%の亜塩素酸ソーダを準備し、第2原料貯蔵容器に15wt%の硫酸を準備する。次に、アスピレータをスイッチオンした後、前記反応槽のソレノイドバルブを開いて圧力を低め、次に、前記亜塩素酸ソーダをソレノイドバルブを通じて1,104mL/minを反応槽に投入すると共に前記硫酸を0.4mL/minずつ反応槽に投入する。] [0115] 発生された二酸化塩素水溶液は17ppm濃度として5.8L(収率92%)に該当する。] [0116] (第3−2実施形態) 第1原料貯蔵容器に12.5wt%の亜塩素酸ソーダを準備し、第2原料貯蔵容器に6wt%の次亜塩素酸ソーダを準備し、第3燃料貯蔵容器に12.5wt%硫酸を準備する。次に、アスピレータをスイッチオンした後、前記反応槽のソレノイドバルブを開いて圧力を低め、次に、前記亜塩素酸ソーダを2.66mL/min、前記次亜塩素酸ソーダを2.18mL/min、及び前記硫酸を1.45mL/minずつ反応槽に投入する。] [0117] この時に発生された二酸化塩素気体はアスピレータで水に吸収溶解されて53ppmを示し、二酸化塩素水5.8L(収率95%)に該当する。] [0118] 100:反応槽 120:気体供給部 122:気体供給ライン 124:気体注入口 160:減圧器 164:排出口 R1:第1領域]
权利要求:
請求項1 反応槽と、前記反応槽を第1領域と第2領域に分ける多孔性硝子フィルタ層と、前記反応槽の第1領域に連結され、前記反応槽に塩素気体及び非活性気体を供給する少なくとも1つの気体供給部と、前記反応槽の第2領域に連結され、前記反応槽に次亜塩素酸塩、亜塩素酸塩、または酸を供給する少なくとも1つの原料供給部と、前記反応槽の前記第1領域、または第2領域のうちの少なくともいずれかいずれか1つに連結され、前記第1領域より前記第2領域の圧力を小さくするための圧力調節部と、前記反応槽に連結され、前記反応槽の第2領域で生成された二酸化塩素気体が排出される排出口とを含むことを特徴とする二酸化塩素発生装置。 請求項2 前記多孔性硝子フィルタ層の空隙の大きさは10ミクロン乃至100ミクロンであることを特徴とする請求項1に記載の二酸化塩素発生装置。 請求項3 前記圧力調節部は、前記第1領域に連結され、前記第1領域を加圧する圧力ポンプであることを特徴とする請求項1に記載の二酸化塩素発生装置。 請求項4 前記圧力調節部は、前記第2領域に連結され、前記第2領域を減圧させる減圧器であることを特徴とする請求項1に記載の二酸化塩素発生装置。 請求項5 前記減圧器は、減圧水、または減圧気体を利用するアスピレータであり、前記二酸化塩素が前記アスピレータを通過する前記減圧水に吸収されるか、または減圧気体に混合することを特徴とする請求項4に記載の二酸化塩素発生装置。 請求項6 前記減圧器は、真空ポンプであることを特徴とする請求項4に記載の二酸化塩素発生装置。 請求項7 前記非活性気体は、窒素気体、炭酸気体、及び空気のうちの少なくとも何れか1つであることを特徴とする請求項1に記載の二酸化塩素発生装置。 請求項8 前記原料供給部は、ソレノイドバルブを通じて連結されることを特徴とする請求項1に記載の二酸化塩素発生装置。 請求項9 前記ソレノイドバルブを制御する制御部をさらに含み、前記制御部は、前記ソレノイドバルブを制御して、前記次亜塩素酸、亜塩素酸、または酸の供給量を調節することを特徴とする請求項8に記載の二酸化塩素発生装置。 請求項10 前記反応槽に前記反応槽内部の圧力を感知する圧力感知部をさらに含み、前記圧力感知部の信号は、前記制御部に伝達されることを特徴とする請求項9に記載の二酸化塩素発生装置。 請求項11 前記排出口に連結された吸着塔をさらに含み、前記吸着塔は前記非活性気体と生成された二酸化塩素とを溶解する有機溶媒及び吸着物質を含むことを特徴とする請求項1に記載の二酸化塩素発生装置。 請求項12 前記有機溶媒は、n−ヘクサン、メチレンクロライド、エチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、石油エーテルのうちのいずれか1つであることを特徴とする請求項11に記載の二酸化塩素発生装置。 請求項13 前記吸着物質は、ゼオライトやシリカゲルであることを特徴とする請求項11に記載の二酸化塩素発生装置。 請求項14 前記吸着塔に連結され、吸着されて残った二酸化塩素気体を除去するための二酸化塩素気体除去塔をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の二酸化塩素発生装置。 請求項15 前記気体除去塔は、前記二酸化塩素気体を除去するための過酸化水素、またはチオ硫酸ソーダを含むことを特徴とする請求項14に記載の二酸化塩素発生装置。
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